方丈記に、似た運命

— 懐かしい古典が、今、蘇る —

ママ友のグループに入れない①

※毎回書きますが、ママ友は便宜上の書き方です。

 僕にとってママ友は、単なるご近所さんです。

ママ友のグループに入れないって人、いると思います。

入りたくなくて入っていないっていう人もいると思いますが。

割合で言うと少ないかもしれません。

でもね、絶対数でいうと、まーまーいると思います。

それで、なんでこんなことを書くかと言うと、僕がそうでした。

ママ友のグループに入れませんでした。

いや、まー、僕は男だから、そんなに入りたいとも思いませんでしたが。

それで、まず、我が家の事情を説明すると、我が家では僕が主夫をしているんです。

それまでは、僕も普通に会社員をしていたんです。

でも、会社が嫌になって辞めてしまった。

で、妻も働いている。

そうなると、家のことは僕がしないといけない。

というわけで僕が主夫をしているわけです。

例えば、子ども関係で言えば、次のようなことをしています。

  • 幼稚園の送り迎え
  • 園庭開放
  • 幼稚園のイベントへの参加
  • 子どもを病院に連れていく
  • 子どもと遊ぶ

で、普通は、こういうことってママがするわけです。

いくら国がイクメンを流行らせようとしても、なかなかメインで子どもの相手をするパパっていないです。

そういう意味では、僕は、真の意味でイクメンの先駆者ですよ。

ただ、今の日本社会では、まだイクメンの評価は低いけど。

ましてや主夫でイクメンなんて下の下ですよ。

それで、子どもの相手をするということは、必然的に他のママとの関係もできることを意味します。

このママ友との関係ですが、保育園だと緩やかで、幼稚園だとけっこう強固な関係だと思います。

もちろん、一概にこれで線引きはできませんが。

あくまでも僕の狭い範囲での体感としては、今書いた通りです。

うちの子、実は、保育園と幼稚園の両方に行っています。

それで、保育園の時なんか、他の保護者とは挨拶することはあっても話をすることなんてなかったんですよ。

多分一度も。

それが、幼稚園だと圧倒的に他の保護者と会う機会が多くなるんですよ。

特に、送迎と園庭開放。

で、僕がどういう性格かと言うと、すごく人見知りするタイプなわけで。

そんなに面白いことも言えない。

親しくない人とは、全く会話がつまらない。

こんなことを書くと、僕のことを相当つまらない奴と思う人もいるかもしれません。

で、一応、一応ね、僕の名誉のために書くと、仲良くなれば誰とでも話はするんです。

あくまでも仲良くなればだけど。

面白いことだって言うんです。

あくまでも仲良くなればだけど。

女の人と話すのが苦手な部分はあるけど、一部の女の子からはまーまー人気だってあるんです。

特に、以前、働いていた会社では、本当にごく一部だけど、仲の良い女の子も何人かはいたし。

少なくとも、僕はそう思っています。

ただ、これなんかも、僕の一方的な思い込みだと・・・

恥ずかしいけど。

悲しいけど。

泣きたくなるけど。

それで、僕なんかは、

  • 協調性がない
  • 人見知り
  • 空気が読めない
  • 人間が小さい
  • 自分に自信がない

という感じだから、もーね、本当につまらない。

話の引き出しが少ないのか、真面目過ぎるのか、会話が全く弾まない。

これも個性と思えばそうかもしれない。

でもこういう個性は我ながら嬉しいはずもなく、むしろ情けない。

まー、これが自分の実力だから仕方ないのかもしれません。

それで、幼稚園だと園庭開放というのがあります。

ちなみに、保育園にはありません(のはず)。

最近だと、認定こども園が増えてきたけど、認定こども園の場合だとどうなんでしょうか。

その辺は僕も知りませんが。

我が家の場合だと、幼稚園の降園時間は14時でした。

で、その時間に合わせて、保護者が幼稚園に子どもをお迎えに行く。

ただね、保護者といっても、僕以外は全員ママだから。

これはけっこうプレッシャーというか肩身が狭い。

だいたいね、同じ四月に入園して、GW明けぐらいには他のママたちはみんな談笑しながらお迎えに行くのね。

僕からするともーありえないわけで。

しかも、親しげに下の名前で呼んでるわけ。

これまたありえない展開。

車を駐車場に止めてから、幼稚園まで少し歩くんだけど、たまにタイミングが良いのか悪いのか分からないけど、ママ友の集団にどっぷりはまってしまうことがあるのね。

自分の意に反して。

で、ママ友たちの会話が聞こえる。

たまに、誰かが面白い話でもしたのか、なんかみんなが笑っている時がある。

だけど、僕にはその面白さが全く理解できなかったりするわけ。

これ、決して、上から目線で「今の話ってそんなに面白い?」っていうのじゃないのね。

本当にその話の面白さが分からないだけで。

こんなんだから、僕の場合、ママ友のグループに入れない。

あーもー無理無理無理無理。

園庭開放で集まっておしゃべりしている輪の中に入るなんて絶対無理。

その輪の中にズカズカ入って行く勇気はない。

2メートル四方の広さに7人のママたちが立ち話をしているわけ。

蜜ですよ、蜜!

蜜過ぎるだろって。

しかも、そんなに毎日話題やある?

男子厨房に入るべからずと同じ。

男子女子の輪に入るべからず。

どうせ気まずくなるだけ。

しかも、ハードルが高すぎる。

ただ、冒頭にも書いたけど、女の人でもママ友グループに入れないって言う人がいる。

実際、ネットなんかで調べてみると、そういう人が一定数はいるっぽい。

特に、田舎の方だと他県出身者がなかなかママ友たちに馴染めないというケースがあるんだとか。

まー、うちもそのパターンだけど。

ただ、だからといってママ友グループに入れば安心かと言うとそうでもないわけ。

中にはそんなに仲が良いわけでもないけど、とりあえず、なんとなく、一応、ママ友グループに入っているというケースもあるらしいのね。

僕が聞いた話で一番恐ろしいのは、強制的にママ友グループに入れさせられるというパターン。

PTAみたいだけど。

ここまでくると精神衛生的にも悪いと思うけど。

それで、

  • 家庭の事、家族のことを根掘り葉掘り聞かれる。
  • 今度、お茶会(飲み会)しようって誘われる。

といったことがあるんだとか。

正直、めんどくせー。

したいやつだけで勝手にしろって言いたくなる。

ただ、僕自身は、ママ友がいてくれて良かったと思えることは何回かあった。

その内の一人は同じアパートに住んでいたこともあって、何度か助けてもらった。

僕の場合、ご近所さんがそのままママ友になったというのは本当に良かったように思いますが。

だけど、基本的にママ友はいなくても問題ないと思っているけど。

今回はこの辺で。

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