方丈記に、似た運命
— 懐かしい古典が、今、蘇る —
ママ友のメリット・デメリット①
※毎回書きますが、ママ友は便宜上の書き方です。
僕にとってママ友は、単なるご近所さんです。
今回は、ママ友のメリット・デメリットについて。
誰だってママ友がいないよりはいた方がいいと思います。
ですよね?
長井秀和なら「間違いない」ですよ。
でもね、ママ友がいなくても困ることはまずないと思います。
あるいは「ママ友なんかいない方がマシ」という場合もあるでしょう。
少なくともママ友は「絶対的な」ものではない。
だいたいね、ママ友という言葉がぶっそうなんですよね。
単に顔見知りのママは「ママ友」なのか?
子どもどうしが同じクラスのママは「ママ友」なのか?
子どもどうしは仲良くても、ママどうしは面識がないなんてざらにあるわけですが、この場合は「ママ友」なのか?
そもそも「ママ友」のラインはあるのか?
僕の場合を書くと、ママ友との付き合いはメリットが多かったように思います。
裏方的なことはママ友たちが全部勝手にしてくれたし。
他のママたちが、とても人間ができていました。
みんな気を遣ってくれるし、みんな優しかった。
めんどくさいことも言われなかったし。
ただ、デメリットもありましたよ。
それは、何かの集まりがあると、おしゃべりが止まらないこと。
みんな仲が良いのは分かるけど、そんなに話すことやある?
いや、まー、女の人がおしゃべりするのも悪くはないですが。
それで、僕が思うママ友のメリットを考えてみると、次のようなものがあると思います。
あくまでも僕の独断と偏見ですが。
- 心の安定
- 情報の共有
- 相談できる
- トラブル回避
- 心の安定
はっきり言います。
ママ友がいる最大のメリットはこれですよ。
ていうか、他に何がある?
つまり、ママ友の輪の中に入っていれば、一人ぼっちにならずにすむし、不安にならずにすむし、淋しい思いをせずにもすむ。
つまりは、そういうこと。
集団に属することで、安心できるわけですね。
例えばですよ、幼稚園にはたいていの場合、一時間ほど園庭解放がありますね。
この一時間、ほとんどのママたちは木陰や石段でおしゃべりをしています。
だいたい相場はこんなところです。
このとき、一人ぼっちだと淋しいと思いませんか?
もし、ママ友がいれば、こういうときに一人ぼっちにならずに済むし、淋しい思いもしなくて済むわけですね。
一応書くと、園庭解放への参加は任意なので、遊んでも遊ばなくてもどちらでもOKですが。
ちなみに、うちの子の幼稚園の場合、ほぼほぼママ友はおしゃべりをしていました。
毎日です。
で、僕は、子どもたちと一緒にいつも遊んでいました。
ええ、僕なんかは、ママ友の輪の中に入る勇気がありませんでしたから。
中には、ママ友とのおしゃべりにあまり参加せずに、自分の子が遊んでいるのをずっと見ているママもいました。
この辺は、外見上は仲良くしていても、そこまで仲良くおしゃべりすることができないというママもいたのだろうと思っていますが。
あと、朝の登園の様子も保育園と幼稚園ではちょっと事情が異なります。
保育園の場合だと、ママたちの出勤時間に合わせて子どもを送るので、会うママには会うけど、逆に会わないママとは絶対に会わないんですね。
しかも、子どもを預けてすぐに仕事に行くので、挨拶はしても立ち話をすることはないわけです。
しかし、幼稚園の場合は、基本的に登園時間が全員同じなんです。
しかも、駐車場からぞろぞろみんな一緒に行くケースが多いんです。
しかも、子どもを預けた後、駐車場で立ち話をするケースも多い。
つまり、幼稚園の場合、朝夕の送迎で他のママたちと必然的に話をする機会が多いんです。
となると、その間、無言で歩くのってきまずくないですか?
少しは何かお話をして場をほぐした方がホッとできる。
まー、それはそれでめんどくさいかもだけど。
ただ、一人でも仲の良いママ友がいると、こういうちょっとした場面でおしゃべりができて安心できるというのはあると思います。
- 情報の共有
一人でも仲の良いママ友がいると、情報の共有ができるというメリットがあります。
まー、もっともらしいことを書いているけど、実際どこまでメリットになるかは不明ですよ。
そもそも、必要な情報は、幼稚園からお知らせがある。
だから、ママ友がいないからといって、必要な情報が入ってこないというわけでもない。
ただ、我が家の場合だと、情報の共有というのはちょっと助かる場面があったりする。
それは、我が家は、僕も妻も県外出身であるため、あまり地域に詳しくないんですね。
例えば・・・
- どこの病院がいいとか
- 小学校はどんな感じかとか
- ローカルネタ、その他
など、別に知らなくても困らないけど、知っていると助かる場合もあったりするわけ。
特に、病院については、僕が今いるところは、やぶ医者が多いのか当たり外れが大きいみたいで、病院を教えてもらえるのはけっこうありがたかったりする。
やっぱり、こういうネタは地元民には勝てないので。。。
- 相談できる
情報の共有と重なる部分があるけど、これもあると思います。
例えば、別にどうでもいいことだけど、よその家はどういう風にするのかなって気になることがある場合があります。
つまりは、よその家の様子を伺って、それを参考にして「うちはこうする」って決めたいと。
そういう時に、相談できる相手がいると、ちょっと助かるんです。
また、話を聞いてもらえるという側面もあるかもしれない。
例えば、何かで悩んでいる時に、誰かにそれを聞いてもらえれば、それだけでちょっと気分が楽になりますよね。
しかも、「うん、うん、分かるわー」って言ってもらった日には、「いやー、相談して良かった」ってならないですか。
こういうのって、子どもだとか大人だとか、職場だとか家庭とか、そんなことは関係なしで、いつでも何か相談できる人がいるというのは、本当に大切なことだと思います。
我が家の話をすると、同じアパートにママ友がいるんです。
同じといっても棟は違うんですが。
で、一番助けてもらったのは、小学校に上がるとき。
そのママ友は上に兄弟がいたので、小学校の事もよく知っていたんです。
ところがこっちは初めての小学校で、小学校入学前っていくつか書類を提出するわけですが、それの書き方が良く分からなかったんですね。
もー、何を書いていいのかさっぱり分からなかったんです。
で、そのママ友に助けてもらったことがあります。
あと、これはママ友繋がりというよりはご近所繋がりなんですが、家のトイレが水漏れをして大変なことになったことがありました。
ところが、業者に連絡を取ろうにも水漏れを防がないといけなくて手が空かなかくて、電話すらできない状況で。
その時、子どもをそのママ友の家に行かせて、僕の代わりに業者に連絡を取ってもらったということがありました。
しかも、一緒に後始末までしてもらうという、もう本当にあの時は助かりました。
相談というよりは完全に助けてもらったお話ですが。
- トラブル回避
これも地味だけど、ママ友のメリットだと思います。
例えば、幼稚園や保育園だと、子どもたちがケンカをする時がありますね。
うちの子はよくあったんですが、どうしても我が強く、それで相手の子を泣かせてしまうことがよくあったんです。
まー、僕の子育てが悪かったとあきらめるしかないですが・・・
それで、こうなると、当然相手の親に謝らないといけないわけですよ。
いや、他のところはどうしているか知りませんよ。
ただ、うちの子が通った幼稚園は、ママ友どうしがとても仲が良かったんです。
だから、すぐに「今日こんなことがあって、うちの子がこうこうしました。ごめんなさい」と連絡をすることで、子どものトラブルが大きくならずにすんだということはあると思います。
やっぱり、こういうことは保護者から一言あった方が良いと思うので。
それを思うと、保護者が仲が良いと無用のトラブルを避けることができるとか、トラブルを最低限度に抑えることができるというメリットもあるのだろうと思います。
今回はこの辺で。